城下町の風情残る佐倉市。歴史や文化だけでなく、自然を感じられるスポットなど見どころ満載のまちです。ここでは佐倉市の魅力あるおすすめスポットをご紹介します。

七福神めぐりをしながら「歴史のまち佐倉」を散策
佐倉は千葉県で唯一「日本100名城」に選定された「佐倉城」の城下町です。江戸時代、活気にあふれた佐倉は、「西の長崎、東の佐倉」といわれるほど蘭学が盛んで、幕末の向学心に燃える人々で賑わいました。
そんな歴史ロマン漂う佐倉の街をゆっくりとウオーキングを兼ねて七福神めぐりに出かけてみませんか。佐倉七福神は、京成佐倉駅またはJR佐倉駅から徒歩1~2時間程度で巡ることができます。佐倉七福神には嶺南寺の弁財天、甚大寺の毘沙門天、宗圓寺の寿老人、松林寺の毘沙門天、妙隆寺の大黒天、麻賀多神社の恵比寿・福禄寿、大聖院の大黒天・布袋尊があり、大変珍しく貴重なご神体もあります。七福神巡りの各寺社では御朱印集めをすることもできます(※2020年については元旦~1月10日(金)※ 2月から12月までは、毎月10日のみ受け付け。)
―七福神巡りルート付近には、ひよどり坂・武家屋敷・佐倉順天堂記念館・旧堀田邸・佐倉城址公園など、当時の名残を感じることができる建物・史跡が多く残っています。七福神巡りをしながら足をのばしてみては。
江戸の暮らし「武家屋敷」、サムライの古径「ひよどり坂」、ドラマのロケ地「旧堀田邸(さくら庭園)」
佐倉地区には武家屋敷通りと呼ばれているところに佐倉藩士が暮らしていた「旧河原家住宅」「旧但馬家住宅」「旧武居家住宅」の3棟があり、建物や内部を見学することができます。
なかでも、旧河原家住宅は市内に残る武家住宅の中で最も古いものとされています。また、旧但馬家では建物内での見学や休憩ができ、旧武居家では武家屋敷に関連する資料の展示があります。当時の暮らしなどを感じられる、おすすめの観光スポットです。
武家屋敷のすぐ近くにある「ひよどり坂」は竹林に囲まれた古径(こみち)です。江戸時代に武士が佐倉城へと向かう時に通った道としても知られ、「サムライの古径(こみち)」とも呼ばれています。青々とした竹の群生と美しい竹垣は、江戸時代からほとんど変わらない景観のまま、今もその風情を感じさせてくれます。
国の重要文化財、「旧堀田邸(さくら庭園)」は佐倉藩最後の藩主であった堀田正倫が1890(明治23)年に建てた邸宅・庭園です。映画やドラマの撮影にも使われる上級和風住宅は趣があり、ちょっとしたタイムスリップ感も楽しめるスポットです。自然の地形を活かして作られた「さくら庭園」も見どころのひとつ。旧堀田邸では、毎年9月、中秋の名月のころに音楽の生演奏と共に月をめでる「観月の夕べ」という優美なイベントも催されています。
―多くの観光客も訪れる歴史的建造物をじっくりと見学してみてはいかがでしょうか。
春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスが満開「佐倉ふるさと広場」
佐倉市の印旛沼の側にある、大きなオランダ風車が目印の「佐倉ふるさと広場」。四季折々の花を楽しめる公園として人気で、春にはチューリップ、夏にはひまわり、秋にはコスモス畑が広がり、多くの人々の癒しのスポットになっています。4月から始まる「佐倉チューリップフェスタ」はおよそ100種72万本の色とりどりのチューリップが鮮やかに花を添えます。初夏、ひまわりが咲く期間中は、「風車のひまわりガーデン」と呼ばれ多くの観光客で賑わいます。黄色いひまわりの花とみずみずしく鮮やかな緑色の葉と、夏の青空が非常によく似合います。陽が落ちて茜色に染まる夕日とひまわりのコラボも絶景です。10月の「佐倉コスモスフェスタ」では50万本を超える色とりどりのコスモスが一面に広がります。コスモスフェスタの期間中は、コスモスの掘り取り・切り取り販売や観光船が運行されます。季節の花を楽しむおでかけにぴったりです。
他にも「佐倉ラベンダーランド」には県内最大級のラベンダー畑が広がり、千葉県の気候に適した「濃紫早咲」、「おかむらさき」、「グロッソ」という3種類のラベンダー計5500株が植えられています。この3種が見ごろを迎える時期にあわせて、毎年「ラベンダーまつり」が開催されています。
―佐倉ラベンダーランドは毎日無料開放、しかも愛犬同伴で来場できます。さわやかな香りに包まれる癒しの空間へ、ぜひ足を運んでみてください。
「歴博」の愛称で親しまれる「国立歴史民俗博物館」へ
佐倉市には「歴博」の愛称で親しまれている国立歴史民俗博物館があります。日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する歴史民俗博物館で、約13万平方メートルの敷地に延べ床面積約3万5千平方メートルの壮大な規模を有する歴史の殿堂です。 先史・古代から現代に至るまでの日本の歴史に関する資料や出土土器、ジオラマの展示などがされているほか、シーズンごとにさまざまな企画展も開催されています。
隣接している佐倉城址公園は佐倉城跡の中にある公園です。桜や初夏の花菖蒲のシーズンには観光客や地元の多くの人たちが訪れ、のんびりと散策を楽しむ憩いの場として親しまれています。
―国立歴史民俗博物館と佐倉城址公園、一日かけてじっくりと楽しんでみてはいかがでしょう。


